面接が苦手。自己PRって何を言うべきなの。強みとか聞かれても答えられそうにない
面接と聞くと気が重くなりますよね。
苦手意識のある人も多いと思いますが、何も問題ありません。
僕自身も面接に大の苦手意識がありましたが、事前準備をすることで結果が劇的に変わりました。
準備は誰にでも真似できると思うので、再現性は高いと思います。
本記事の内容
面接に苦手意識がある人やもっと面接を磨きたいと思っている人。働きながら転職活動をしている人、学校が忙しい学生の皆さんに向けて、頻出質問の事前準備と準備のポイントをお伝えします。この記事を見るだけで面接の準備が出来て、本番の質も高をられます。効率的かつ効果的な情報をお届けします。
本記事の信憑性
Fラン出身、意識低い系だった筆者は、倍率200倍以上の大手人材業界に転職しました。超高学歴、トップエリートがお伝えするわけではなく、ごく平凡な僕がどのようにして転職を成功させたのか。学歴や現職関係無く、再現性が高い内容をお伝えできると考えています。
面接に挑むにあたって
「お金を払ってでも欲しい」こう思ってもらえなければ面接は突破できません。
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会話になるように意識
聞かれたことに対する回答が出来ていない人が意外と多いのが事実です。
言いたい事が先行してしまい的外れな回答になってしまっています。
聞いたことに対して的確な回答が返ってこない時点で面接官に「この人大丈夫かな?」と思われます。
質問の意図を読み取りながら、端的に結論⇨理由の順番で答えることを意識すると面接官も話を理解しやすくなります。
面接の事前準備5つ【これだけ抑えておけば問題無し】
最初にお伝えしますが、面接対策は準備が全てと言っても過言ではないです。
定数+変数=面接時のパフォーマンス
定数=生まれながらの性格や振る舞い
変数=面接の準備
どうやって変数を最大化するかにフォーカスして考えます。
明るく元気に振る舞うと印象は良くなりますが、得意な人とそうでない人がいますよね。
僕は自分自身が普段から明るく元気に振る舞うタイプではないことを自覚していたので、最低限明るく元気に振る舞う努力はしました。(せいぜい60点くらい)
ですが事前準備は、誰にでも100点を叩き出すチャンスが有ります。
ポイントを押さえて事前準備をすることで、希望する企業の内定に近づくことができるのです。
事前準備それぞれ意識すると良いポイント
- 自己紹介
- 転職理由
- 志望理由
- 強みを活かした成功エピソード
- 失敗エピソード
自己紹介
「まずは簡単に自己紹介をお願いします」面接の多くはこの質問からスタートします。
質問の意図
- 説明能力の確認
- 自己紹介の中から気になるキーワードを深掘りする
対策のポイント
順序としては
①名前
②職歴
③具体的にどんな役割を果たしていたのか(面接を受けている企業で活かせるような内容がベスト)
④仕事をする上で大切にしていること
①②④は固定で大丈夫です。
③の部分だけ個社ごとに少しだけチューニングしてみるとクオリティが上がります。
僕の例をご紹介
①〇〇と申します。本日はよろしくお願い致します。
②〇〇大学卒業後、〇〇メーカーである〇〇に入社し、〇〇年間、マーケティングや企画営業に従事してきました。
③〇〇年には〇〇で表彰。〇〇年からは〇〇を任され、〇〇の代表としてプロジェクトに取り組んでいます。
④日々の業務で大切にしていることは、会社の代表として自覚と責任感を持った言動を心掛けています。
改めまして本日はよろしくお願い致します。以上となります。
毎回この型で喋っていました。
最初の頃は緊張でスラスラと言葉が出てきませんでしたが、面接のたびに同じことを喋っていると嫌でもこの自己紹介が口から出てくるようになります。
転職理由(転職軸)
転職時の面接では必ず聞かれる質問です。
質問の意図
- 他責でないか
- 転職理由に再現性はないか(うちに来ても辞めるのではないか)
- 逃げではないか
対策のポイント
転職理由を本音ベースで書き出し、現職(前職)での不満やきっかけを改善するためにアクションを起こしたが改善が見られなかった。
なぜ現職(前職)ではやりたい事が実現できず、実現するために転職が必要だと伝えられるようにしておく。
納得感のある内容にすることが大切です。現職でも叶うんじゃない?そう思わせないように転職が必要な理由を組み立てておきましょう。
僕の例をご紹介
成長出来る環境で自分の市場価値を上げたい
└〇〇という理由で現職では成長の鈍化を感じている
└現職ではなぜ成長ができないのか、どんな対策を講じたか
└介在価値を感じたい
└なぜ介在価値を感じたいのか、現職ではどんな現状なのか
僕の場合は『成長したい』という軸で転職活動を行なっていましたが、面接官は耳にタコが出来るくらいこのフレーズを聞いています。
ユニークで惹きつけるような理由がある人はそれで良いと思いますが、僕のようにそうでない人はしっかりと根拠を納得感高く説明出来る様にしておきましょう。
志望理由
企業ごとに考えないといけないのでけっこう大変なイメージがあるかもしれません。
ですがそんなことありません。簡単に納得感のある志望動機を作るポイントをお伝えします。
質問の意図
- 企業理解の確認
- 転職理由と一貫性があるかどうか
対策のポイント
3C分析(企業の顧客、企業の強み、競合)
これさえ押さえておけば最低限の情報は揃い、時間も15分ほどで済みます。
現状⇨入社してやりたいこと⇨その後どうなっていたいのか
ここまで準備できていると頭ひとつ抜けられるかもしれません
強みを活かした成功エピソード
質問の意図
- 再現性があるか
- 自己認識の度合いをチェック
対策のポイント
2〜3つの強みを書き出してみるのが良いです。
強みがどう成果に繋がったのか、具体的なエピソードも紐付けて準備しておきましょう。
補足:自身の弱み(短所)を的確に理解し、それをどう克服しようと具体的にどんなことをしているのか。これも用意しておきたいです。
この質問は似た傾向の別質問を重ねてされるケースがあるので、複数用意しておいた方が得策です。
「仕事をやっていて一番楽しかった(嬉しかった)瞬間」「あなたが結果を残せた要因って何」など色んな切り口で似たような質問があるので、語れる成功エピソードは複数用意しておきましょう。
失敗(挫折)エピソード
質問の意図
- 成長性の確認
- 謙虚さの確認
- ストレス耐性
対策のポイント
基本的にはどんな失敗でも良いです。
重要なのはその失敗から何を学び、どう活かしているか伝えられることです。
まとめ
- 自己紹介
- 転職理由
- 志望理由
- 強みを活かした成功エピソード
- 失敗エピソード
上記の質問に対する回答を準備しておけば、基本的に問題ないかと思います。
その他の頻出質問
- 「仕事」についてどういう価値観を持っているか。
- 前職の入社動機(大学の学部学科選択理由、何を学んだか)
面接官はあなたのモチベーションの根源を知りたいと思っています。
転職理由や志望動機など意思決定のポイントで一貫性があることもポイントです。
エピソードや実績の大小にこだわるのではなく、やりきった経験や試行錯誤して乗り越えた経験を書き出してみて、そこから自分の強みや失敗エピソードと紐付けていくと実践の場でスムーズに話せます。
今では就活、転職サイトで自己分析やテンプレートを利用出来るので、それらを活用して楽に面接準備を終わらせましょう。
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